ものづくりをITで支える

モノがあふれ、インフラや産業・人々の生活を支える便利な機器がますます増えています。
そうした機器に組み込むソフトウェアや、機器を制御するソフトウェアの重要性はさらに増しています。

制御システムと一言でいっても、家電製品などを制御するシステムと、通信装置や監視装置などを制御するようなシステムとでは、求められる技術が全く異なります。
また、制御系の技術者は、システムだけでなく、ハードウェアのチップやメモリなどとの関係性などについても専門的な知識が求められます。

KCA会員企業の中には、長年に亘り、制御系システムに関する実績を積んでいる企業が複数います。
また、制御系システムから情報系システムにまで対応している企業もいます。
幅広い分野で対応することができますので、ご相談されたい場合は、お気軽にお声がけ下さい。

組み込みシステムは各種機器に組み込み制御を行いますが、昨今キーワードとなっているIoT（アイオーティ）を実現するための重要技術でもあります。
IoT（アイオーティ）とは、"Internet of Things"の略で、モノのインターネットと訳されています。
これまでインターネットに接続されていなかったモノが、ネットワークを通じてサーバーやクラウドなどに繋がるようになり、相互に情報交換をする仕組みを指します。
とても大がかりなように思われるかも知れませんが、身近に使ってみる事もできます。

その方法の一つとして、超小型のコンピューター「Raspberry Pi（ラズベリー・パイ）」を使ったIoTセンサーがあります。
「Raspberry Pi（ラズベリー・パイ）」には、音センサー、温度・湿度センサー、光センサー、ブザー、LEDライトなど、多様なセンサーが用意されており、必要なセンサーを自由に組み合わせて使うことができます。
例えば、作業場の温度管理を「Raspberry Pi（ラズベリー・パイ）」を使って簡単にモニタリングすることができます。
まずは身近なところから使ってみて、導入効果を体感される進め方もよいかと思います。
「こんなことが簡単にできないか？」といったご相談も承っております。